サザエ堂、おばあちゃんの原宿に現る!!

皆さん、栄螺堂ってご存じですか?
なぜか関東と東北にしかないので西日本の方はあんまり馴染みがないかも知れません。。
階段やスロープをぐるぐる回りながら昇って仏像などを拝観していくお堂(塔)のことです。

一番有名なのは、いま大河ドラマで話題の福島県会津若松市、正宗寺っていうお寺にあったもの。
 (現在は廃仏毀釈でお寺がなくなったため、なんと個人の所有とか!)
まさに栄螺堂の名にふさわしく、巻貝の中を登るようにスロープを進んで最上階に達すると今度は別のスロープを降りてくるという二重螺旋、DNA状態の建物です (また観光客さばきやすいつくりだな~)
単にサザエ堂って言った場合、大半の人が思い浮かべるのはこの建物のはず。。
会津旅行したとき登ったことあるって人も多いんじゃないでしょうか。
そのオリジナリティ溢れる珍妙な作りが評価されて近年重要文化財にも指定されています。

ただし正宗寺ヴァージョンはサザエ堂としては異端なんでありまして、、

江戸時代に超有名だったのは正宗寺サザエ堂建立の十数年前、安永9(1780)年に建てられた
本所羅漢寺の三匝堂(栄螺堂)。。
この本家のサザエ堂は現存していませんが、それを真似て建てられた曹源寺(太田市・1793年築)、
長禅寺(取手市・1801年築)、成身院(本庄市・1911年の再建)、西新井大師(足立区・1884年の再建)などのお堂が今でも現存しています。。
でも会津みたいのを期待して行くとちょっとがっかりするかも...
だって要するに単なる三階建ての建物なんだもん...
一階を一周して脇の階段を上り、二回を一周して脇の階段を上り、三階を一周する、って具合。。
しょぼい天守閣みたいなもんですが、、江戸時代の庶民にとっては三階建ての建物に登るってだけで嬉しかったとか...スカイツリー登って喜んでる私たち平成の庶民も五十歩百歩ではありますが...

ま、それはともかく...最近知った事実...

なぜか今大正大学が巣鴨キャンパスにサザエ堂建ててるんです!!( ̄ェ ̄;) エッ?

b0283699_22382977.jpg左の完成予想図を見ると、外観は完全に会津式。。
内部は観音様や千住博氏の美術品が飾られるそうです。
となると高橋由一の螺旋展画閣やライトのグッデンハイム美術館の要素もありなのか...
もしや巣鴨のおばーちゃまの財布が狙われてるっ?!
いやいや大学だからまさか入館料とかとらないでしょうね?
とげぬき地蔵から1キロ以上あるし。。

いろんな意味で注目の大正大学 新11号館、今年の5月18日に完成の予定です!!
(去年はスカイツリーでしたが今年はスガモツリー登ってすがもんに会うってのがくるがも~?)
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by brevgarydavis | 2013-01-10 17:06