西美の新収品,セザンヌの「ポントワーズの橋と堰」展示開始!!

以前紹介したセザンヌの「ポントワーズの橋と堰」 (国立西洋美術館が昨年8億円で購入!)が、
今日から展示開始ということで、さっそく大急ぎで見てきましたよ。

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見た感じ予想外な点はなくて図版で想像してた通りでした( ̄▽ ̄)。o0○。

まぁ傑作とまでは言えないまでもセザンヌの風景画として佳品は佳品かな。
 (新収のセザンヌに対してこんなこと言えるようになったなんて日本も豊かになったもんですな..)
前景の草むら越しに中景の水面が広がりさらに遠景の橋や家並みまで左の道が自然に視線を導くという風景画のお手本のような構図。筆触もパレットもこの時期のセザンヌの典型といえるもので眼になじんだ安心感がありますね。。
個人的にはセザンヌの風景画だったらもうちょっと後の時期の、筆触が重なって響きあうような、空間の構成もより自由な作品が好きなんだけどこの時期のカッチカチに固い作品も悪くはないです。。

もともと松方コレクションには油彩5点、水彩8点、リトグラフ2点のセザンヌがありましたが、結局西美に入ったのは水彩4点だけでした。油彩のうち2点は戦後早くに流出し現在はメトロポリタン美術館とサンパウロ美術館の所蔵。。他の3点はまだ日本にあるのかなー?「読書をする青年」はかなり後まで神戸・個人蔵だった記憶がありますが..せめて3点の図版載せようと思ったんだけど本が見つからん..(最近このパターン多し。見つかったら載せます)。
やっぱりセザンヌが4,5点並んでると洋モノを扱う美術館としては風格が出るんですけどね~。
日本にも個人蔵の良い作品があるので、なんとか流出せずに西美あたりに寄贈されると素晴らしいんですが...まぁ人様の持ち物だからとやかく言うわけにもいきませぬ。。

しばらく前から気になってるのは西美の新館2Fの作品の見栄えがいま一つに感じること。。昔、天窓から自然光が入ってた頃はもっと絵がキラキラ輝いてたような気がするんですが..(新館にオールドマスターズが展示されてた頃ね)。。雨の日なんかはかなり暗くなったりしてそれが又良かったりして。。
太陽光入らなくしたのは随分前のはずだけど、最近展示室が改装されて益々光の具合が悪くなったように思います。。いや、もしかすると照明や展示室のせいじゃなくて自分の視力が落ちたせいかも、って疑ってもいるんですけどね(・_・?) ハテ? 皆さんどう思われますか??


P.S.そういえば先週見に行った千石コレクションの爬虫類にも大いに感銘を受けましたよ(科博ね)。
今回はちょっとだけでしたが、将来企画展か何かでもっと大規模に展示してくれることを激しく期待!!
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by brevgarydavis | 2013-02-12 23:31